自宅や携帯電話への無言電話、どういった理由で掛かってくるのか、その事情は様々ですが、今尚、なくならないのが実情のようです。無言電話の特徴は、その名の通り言葉を発しないことです。営業や勧誘と違って無言のため、意図が不明で気持ち悪さや苛立ち、人によっては恐怖感を覚える方もいらっしゃると思います。
この記事では無言電話が頻繁に掛かってくるという方が気を付けておきたい点を3つご紹介します。
電話の出方、こちらの第一声に注意
無言電話の目的の一つに、電話番号の持ち主を調べるというものがあります。名前の調査、男性か女性か、大人か子供か、調べる要素は電話番号の用途によって様々でしょう。
電話に出る際に、お子さんにもまず自分の名前を名乗ってから、そして、相手の名前を聞く、という形を礼儀としてお教えしているご家庭も多いと思います。ただし、無言電話の恐れがある場合は、むやみに名前を名乗ると、名簿作成に繋がってしまう可能性がありますので、「はい、●●です。」「●●ですけれども、どちらさまでしょうか?」といった出方は避けた方が良いでしょう。
一度、掛かってきてもう名前を言ってしまったので、次は名乗っても同じと考える方もいらっしゃると思いますが、こういった調査は色々な悪意ある人たちが行っている可能性があり、別々のところが調査していることも有り得ます。また、一度では名前が聞き取れず、再度、確認のため電話してきている可能性も考えられます。
番号通知・電話帳機能を上手に使う
番号通知機能を使って、知っている番号であれば普通に出て、知らない番号であれば、知らない番号の場合は、番号通知でかけなおしてもらうようアナウンスを流すサービスを使うことも有効です。
また、番号通知で無言電話・悪戯電話などの迷惑電話であった場合は、その番号を電話機に”迷惑電話”という名前で登録してしまえば、次に掛かってきた時に出る必要のない電話と判断することができます。
基本的には話をしない
ここまで、名乗らない、番号非通知は掛け直させるといった対応をご案内しましたが、実際の生活の中で、そのような対応が困難な場合もあるかと思います。
無言電話に出てしまった場合、悪戯で変な音だけを流してくる場合もあります。そういったケースで「どなたですか?」「やめてください。」などと話しかける方が少なからずいらっしゃると思います。しかし、冷静になって考えてみると、この話し掛け方は有効ではなく逆効果なのはお分かりになると思います。
悪戯目的で掛けているのであれば、相手が”苛立って””反応してくれる”ことが最も楽しいですよね。ですので、無言電話に対しては、極力何も対応しないというのがオススメです。
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